『地域力の再発見』から柳田国男と南方熊楠の内発的発展論を紐解く【令和四教堂第1回目講座】

来る12月26日の第一回講座、プロローグの内容予告です。

 

この市民大学講座のテーマにある「地域力の再発見」は社会学者の鶴見和子の「内発的発展論」をベースにしています。講座では、今のところ、以下のような流れでお話していこうと思います。

  • 内発的発展論をわかりやすく解説
  • 内発的発展論のエッセンスの一つめに「漂泊者との衝撃的な出会い」があります。人の出会いや縁といったものを柳田国男を通して学びます
  • エッセンスの二つめに「曼荼羅(まんだら)と 萃点(すいてん)」があります。曼荼羅を因果と縁で解釈をした南方熊楠を通して学びます
  • エッセンスの三つ目に「暗黙知」があります。これは人間の潜在能力や社会の発展にもつながっていることを解説します
  • エッセンスの四つめに「創発(そうはつ)」があります。これは生命の内発性とも強くかかわっていて、価値創造型の発展にも深くかかわります

本来しっかり学ぼうとすれば1年ぐらいかかる内容を、1時間半でエッセンスのみ紹介していきます。

 

 

この講座でいくつかの気付きが生まれ、講座後に、自分自身で心に残ったことを探求していくようにお手伝いしたいと思います。

皆様と第一回講座でお目にかかることを楽しみにしています!

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講師・講座コーディネータ
岩佐礼子